日々なんとな〜くコンポストをやっているけど、土の中では何が起きている?
そんなことに少し触れられるようなコンポストにまつわる菌や微生物についての書籍を紹介します。土壌のこと、虫のこと、じっくり文字で追う時間も中々楽しいものです。
この記事で紹介するのはコンポスト部オープンチャットで挙げられた書籍。メンバーが手に取った素敵な本たちです。
よくわかる土中環境
『イラスト&写真でやさしく解説 よくわかる土中環境』
著者 環境土木研究所/NPO法人地球守 高田宏臣
地球は土中で全て繋がっている、この本に教えられたことでより足元にある自宅の庭を大切に扱えるようになりました。
コンポストについても簡単なやり方がいくつか紹介されており、必見です。家庭での土中環境の改善法なども図解でわかりやすく説明があり、自宅で家庭菜園をする方にもおすすめできる一冊。
なんと10冊以上の注文では書籍広めることでの販売益を得られるようにとの対応をされているそうです。公式ページに応募フォームがありますので、まとめて注文したい方は覗いてみてください。
図解でよくわかる土壌微生物のきほん
『図解でよくわかる 土壌微生物のきほん』
横山 和成 監修(誠文堂新光社 刊)
1gの土の中に1億以上の土壌微生物!?
多種多様な微生物が果たす役割や土の中の有機物を分解する過程など、図解付きで学べる一冊。
ごみを出さない気持ちのいい暮らし
『ごみを出さない気持ちのいい暮らし』
高砂雅美, 中村暁野, 山戸ユカ, 按田優子, 西村千恵, 渡貫淳子 (著者) 家の光協会(出版)
ごみを減らすためのアクションをしている6名の日々のリアル実践がわかる一冊。
コンポストでは生ごみを投入、減らすことができますが、そもそもごみ自体を減らすヒントが盛りだくさんです。
地球再生型生活記
『地球再生型生活記ー土を作り、いのちを巡らす、パーマカルチャーライフデザインー』
四井真治 (著) アノニマ・スタジオ (出版)
生ごみを堆肥に変え、土を肥やし、作物を育てる。人が暮らすことで微生物や生き物の多様性が生まれ、その土地がより豊かになる。
人間本来の役割を考え、これからの暮らし方を伝える、パーマカルチャーライフの入門書。
環境のニュースを見ていると人は何のためにいるのだろう、、とそんな考えに行き着く人は決して少なくないのではないでしょうか。人間本来の役割、触れることで日々の思考が変わるかもしれません。
みんなのちきゅうカタログ
みんなのちきゅうカタログ』
福岡 梓/東京アーバンパーマカルチャー (著者)
川村若菜(絵),ソーヤー海 (監修) トゥーヴァージンズ(出版)
楽しく、たくましく生きる!知恵と工夫と遊びが満載のパーマカルチャーのワークブックです。
見ているだけでやさしい気持ちになれるような、引き込まれるような、かわいいイラストが魅力。本が苦手でも読める。子供との読書にも向いている一冊。
高学年くらいになれば子どもがひとりでも読める内容。
図解でよくわかる菌ちゃん農法
『図解でよくわかる 菌ちゃん農法 微生物の力だけで奇跡の野菜づくり』
吉田俊道 著 家の光協会(出版)
野菜を育てるのに必要な知識はもちろん、 菌や微生物の種類や役割、畑での生ごみの活かし方、処分に困っていた雑草の役立たせ方など、コンポスト以外でも学びの多い一冊。
菌ちゃん農法はプランターでもできる方法もあり、庭なしの方でも気軽に手に取れるのでは??
これはもう無農薬農法のバイブルになるのでは!?仕組みを理論と合わせてしっかり理解できるところが◎
虫といっしょに庭づくり
『虫といっしょに庭づくり―オーガニック・ガーデン・ハンドブック』
ひきちガーデンサービス
曳地トシ(ひきち・とし)・曳地義治(ひきち・よしはる)
よくある害虫駆除などと一線を引いた虫との共存法が素晴らしいです。
無農薬・無化学肥料で庭づくりをしてきた植木屋さんが、
長年の経験と観察をもとにあみだした農薬を使わない“虫退治”のコツ、を庭でよく見る145種の虫のカラー写真とともに解説。
無農薬で庭づくりをするには、虫を知ることがいちばんの近道。
コンポストから出る液肥(ボカシコンポストかな?)を使った虫除けなど手作りによる虫除け方法などが多く載っているので、虫に
困った時、手の中の対策が増えますね。
『虫といっしょに庭づくり―オーガニック・ガーデン・ハンドブック』は、古い本でちょっと見つかりにくいかも?中古本などを含め探してみてね。
まとめ
コンポスト部メンバーが手に取る一冊はどれも素敵な本ばかり。
他にもおすすめの書籍がある方はぜひ教えてくださいね。
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