こんにちは、すいかです。
実はちょっと前から、ベランダに置いているメインコンポストのほかに、室内用ミニコンポストを使っています。
これによって、コンポスト生活において感じていたプチストレスの多くが解消されました。
早速ご紹介しますね。
私がコンポスト生活で感じていたプチストレス
私は、調理中に出た野菜くずなどの〝キレイな生ごみ〟は、グラノーラなどの袋に入れて、冷凍庫で保管しています。
グラノーラ袋が一杯になるまで数日間溜めておき、一杯になったらベランダのコンポストに投入、というやり方をしています。
しかし、食べ残しやラーメンの汁、食べた後のスイカの皮など、一度口をつけた生ごみを冷凍庫に保管するのにはどうしても抵抗がありました。
- 食べ残し(体調不良の時などは特に…)
- 食べた後の食事の汁(煮物やラーメンの汁など)
- 皮ごと食べた時のスイカの皮
- ブドウの皮(口をつけて食べた場合)
- 枝豆のさや(同じく口をつけて食べた場合)
- 魚の骨
「食べかけの食べ物を一旦冷蔵庫で保管するのと同じではないか?」と言われると、確かにそうなのですが、気分的にどうしてもイヤだったのです(^^;(この気持ちわかる方、きっと少なくないはず…)。
というわけで、〝冷凍庫に入れたくない生ごみ〟が出た時は、面倒でもいちいちベランダのコンポストに入れに行っていました。
しかし、お菓子をちょっと食べた時のカスや、食後の皿に残った汁など、〝冷凍庫に入れたくない生ごみ〟は、日々ちょこちょこ発生するため、都度ベランダまで出てコンポストに入れる生活に、やはり負担も感じていました。
特に、夜遅い時間や、忙しい時などは、なおさらです。
夜遅くの場合、夏場は窓を開けると虫の侵入が気になり、冬場は寒いのです(風呂上がり、パジャマ姿だと余計に)。
悪天候時などはさらにベランダの窓を開けるのが億劫になります。
そんなわけで、夜更けにラーメンやスイカ、ブドウ、枝豆などが無性に食べたくなっても、『ベランダのコンポストにゴミ入れに行くのめんどいな~~』という気持ちの方が勝ってしまい、食べるのを諦めたということが今までに何度もありました。
コンポストに振り回されて、好きな時に好きなものを食べられないなんて…(泣)
また、忙しくバタバタしているときも、〝冷凍庫に入れたくない生ごみ〟をわざわざベランダまで持っていくのがとても面倒で「このままサッと、ごみ箱に捨てられればどんなにラクか…」と思うことが何度もありました。
特に、我が家は幼児がおり、私が生ごみを持ってベランダに出ようとすると「ママ~、何してるの??コンポストするの?ボクにもやらせて~!!」などと言い出すため、子供に家事を中断されることもしばしばでした。
「台所で子供に気づかれぬまま、サッと捨てられればどんなにラクか…」と何度思ったかわかりません。
だったらキッチンに生ごみ一時保管容器を置いておけばいいのでは?
おそらくここまでお読みになった皆様は真っ先にそうお思いになったでしょう(ええ、私もそう思います)。
しかし、私は変にケッペキなところがあり、生ごみだけを溜めておく容器をキッチンに置いておくのもまた、イヤだったのでした。
コンポストを始める以前は、台所の床に置いているゴミ箱にどんなゴミでも捨てていたのですから、そんなことを気にする方がおかしいのはわかっているのですが、どうしても気分的にイヤだったのです。
私としては、生ごみ一時保管容器をもし使うなら、使い勝手の良さを考えて、卓上やワークトップに置いておきたいという思いがあり、だけど個人的に汚い気がするモノを、料理や食事する場所に置いておくのに抵抗もあり、逡巡していました。
ゴミ箱感覚で使える 便利な室内ミニコンポスト
そんな私の悩みを一挙に解決してくれたのが、室内用ミニコンポストなのです。
私はこちらのエコナワさんのコンポストを使っています。
こちらの中に、スコップ数杯分、容器の4分の1~3分の1程度の土を入れ、その上に〝冷凍庫に入れたくない生ごみ〟を入れていきます。
土があることによって、〝生ごみを溜めている〟というイヤーな感覚がなくなり、お部屋に置いておいても全く気になりません。
見た目もお洒落で可愛らしく、蓋も通気性があり、生ごみを溜めておいてもニオイや空気が籠らない点も気に入っています。
中身は、最終的にはベランダのメインコンポスト行きです。
天気のいい日中、子供がいないときに、ベランダのメインコンポストにガサッと放り込んでいます。
何日分か溜めておくこともありますし、溜めないこともあります。
悪天候が続いたとき、体調不良の時などは、何日分も溜めがちです。
何の生ごみを入れるかにもよりますが、長くて1週間から10日ほど溜め込むこともあります。
時間や天候、忙しさなどに左右されず、自分の都合のいいタイミングで自由にできるので、日々の負担がかなり減りました。
ゴミ箱の感覚で使えて、とても便利です。
肉を焼いたときに出た油なども、今まではアツアツのフライパンを持ったまま、ベランダまで出ていましたが、子供もいますし、やはり危険なので、キッチンでそのままザーッとミニコンポストに流し込めるようになったのはとても助かります。
また、コンポストのことをよくわかっていない夫には、とりあえず生ごみは全部室内ミニコンポストに入れてもらっています。
〝コレは冷凍、コレは燃えるゴミ、コレはコンポスト〟などと指示しても、詳しくない人には難しいと思うので、「とりあえず全部放り込んでもらう場所」があるととても便利です。
なお、はじめの頃こそ、入れるたびに混ぜていましたが、最近は全く混ぜていません(基本、ズボラなので…)。
ミニコンポスト内で分解させることを目的としておらず、あくまでメインコンポストに行くまでの仮コンポストなので、混ぜなくても今のところ全く問題は感じておりません。
それでも時々、ミニコンポスト内にうっすらと雪が積もったように、白カビさん達がいることがあります。
勿論、最終的には白カビさん達も一緒に、メインコンポストに放り込みます。
ラクチンと快適を追及したい我が家のコンポスト
いかがだったでしょうか。
室内ミニコンポストのおかげで、日常のプチストレスから解放され、ますます快適にコンポスト生活を送れるようになりました!
なお、口をつけた生ごみが汚い気がするというのは、あくまで私の個人的な意見です。自分たち家族の食べたものですから、本来気にする必要のないことだと思います。
ただ、私もそうなのですが、現代の行き過ぎた清潔主義の世の中で育ってしまった人間にとって、ひとたび〝汚い〟と思ってしまったものを気にしないようにするというのは、なかなか難しいことだと感じています(もう生理的なものなので…)。
そんな、潔癖症気味で、ズボラで、体力もない私でも出来る〝ラクチンで便利で快適なコンポスト生活〟を模索しております。
「コンポストに興味があるけど、汚そう、面倒臭そう…」と躊躇している方もきっといると思います(かつての私自身のように)。
せっかくコンポストをやりたい気持ちはあるのに、「汚そう、面倒臭そう」で諦めてしまうのは、やっぱり勿体ないなぁ、と思います。
エシカルライフというと、丁寧に、手間暇かけて…といったイメージがあると思いますが、必ずしもそんなタイプの人間じゃなくても、工夫次第でいくらでもラクチン快適にコンポスト生活できるよ、とお伝えしたいです。
コンポストのハードルを少しでも低くしたいという思いで今回のコラムを書きました。
それではまた!
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
この記事は すいか が書きました!
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