不織布コンポストデビューしました

コンポストにすっかりハマって約半年のすいかです。

この夏、あまりの暑さでスイカやメロンの皮がギュンギュン分解されていくのを目の当たりにし(本当にギュンギュンという音が聞こえてきそうな勢いで)、自然の力に圧倒されっぱなしでした。

半年間、プラケースと段ボールで運用してきたのですが、実はこの度、プラケースと段ボールはやめて、不織布コンポストにお引越ししました!!

プラケースと段ボールのコンポストは、この半年間、本当によく働いてくれて、感謝しているのですが、「使いづらいな~」と思う点もあり、この度、我が家にとって、あらゆる面で痒いところに手が届きそうな〝不織布コンポスト〟の導入に至ったのであります。

目次

コンポストの容量が足りない!

このプラケースでスタートしました

人生初のコンポストは、家にあった使っていないプラケースで始めました。

初期費用も抑えられて、不用品も活用できて、なおかつ手軽という事で、お試しでやってみるにはとてもよかったと思います。

とは言うものの、そのプラケースは、黒土が7~8ℓしか入らないもので、キャパはそれほど多くないなと感じました。

我が家の場合、1~2日分の生ごみを入れると、もう一杯になってしまいます。

プラケース1つだと、一週間に1、2度の投入が限界。
それを超えると、腐敗臭がしてくる。

というわけで、コンポストを増やしてみることにしました。

黒土14ℓを、プラケースと段ボールに分けて、交互に投入してみることに。
それでも、全体の生ごみの3~4割が限界。
もうちょっといけるかも!?と調子に乗って、生ごみを入れ過ぎると、すぐに腐敗臭がしてきます。

もっとコンポストを増やす必要があるな~と感じた私は、
黒土28ℓを、プラケース2つ、段ボール1つの、計3つのコンポストで運用開始。
ガンガン暑くなってきたのもあり、かなりの量の生ごみを投入できるようになりました。

段ボール1つ、プラケース2つの頃

それでもやはり、我が家で発生する全ての生ごみのうち、7~8割が限度かなァという感触でした。
しかし、これ以上容器を増やすスペース的余裕は我が家にはありません。

7~8割の生ごみを燃えるゴミに出さずに済むようになっただけでも、ごみ袋も凄い軽くなったし、とても嬉しいのですが、やっぱり理想は、すべての生ごみをコンポストで処理できるようにすること!!
私の試行錯誤の日々はまだまだ続きます。

コンポストの蓋問題

当初ずっとしていたプラ蓋
持ち手の穴には虫が入らないように野菜のネット
蓋が風で飛ばないようにペットボトルで重し

コンポストの蓋についても、いろいろ悩みました。

我が家で使っているプラケースは蓋付きだったので、当初、ずっと蓋をして使っていました。
特にベランダがあまざらしなので、雨に当たらないようにするため。また、虫も心配だったので…。

水分過多で腐敗臭がしていた頃 見るからにぐちゃぐちゃの土

ところが、これがよくなかった。
水分が蒸発しにくいようで、土が水分過多でぐちゃぐちゃに。


コンポストの蓋を開けると、毎回すごい量の水滴がついていました。

たまに土を天日で乾かしますが、投入を続けていくうちに、やはり腐敗臭が…。


腐敗臭がするたびに、ニオイが消えるまで投入をストップしなければいけないのもストレスでした。

そこで、晴れた日限定で、布をかぶせてゴムで留めるやり方にしてみました。
布の蓋にしてから、土も程よく乾いて、腐敗臭の発生がぐんと抑えられ、めちゃくちゃ快適になり、「布の蓋、最高!!」と思っていました。初めのうちは…。

布の蓋

しかし、我が家のベランダは雨がもろ当たるため、雨の時はプラ蓋にしないとなりません。
特に梅雨時、しょっちゅう天気を気にして蓋を変えるのが面倒で面倒で…。外出時も「雨降ってきたらどうしよう」などと心配で落ち着かず…。
いっそのこと、布蓋をしたまま、室内に置きっぱなしにしてやろうと、梅雨時の3週間ほどだけ、室内に置いていました。
しかし、はじめはよかったのですが、とうとう虫が湧いてしまったのと、家の中の湿気がすごいことになってしまい、やっぱりベランダに戻すことに。

コンポストをベランダに戻し、プラ蓋をちょっとずらして雨が入らないくらいの隙間を開けて、テープで留める。
最終的にこのスタイルに落ち着きました。

雨が入らないよう、プラ蓋をちょっと隙間開けてテープで留めていた


これだと天気を気にせずほったらかしでOK、また、コンポスト内に水滴が溜まることもなく、ちょうどいい感じでした。
・・・が、やはり、コンポストの開け閉めのたびにテープを貼ったりはがしたりするのが面倒くさすぎて…(^^;
見た目も汚らしく、なんとかしたい…と悩む日々だったのでした。

段ボールコンポストの問題

我が家の段ボールコンポスト。雨除けのレジャーシートと風で飛ばないようにペットボトルの重し。見た目が…(^^;

段ボールも、プラケースと同様、初期費用が抑えられて、手軽に始められる点は素晴らしいと感じます。

段ボールは通気性に優れているところも良いですね。
我が家の場合、プラケースと比較して、段ボールは圧倒的に腐敗臭が発生しにくかったです。

また、土自体の状態も、プラケースより段ボールのほうが良いように感じました。

プラケースの土は、上の方が乾いていても、底の方がガチガチで、「下に行くほど水分が溜まっているな~」という感じでした。
それに比べて段ボールの土は、まんべんなくフカフカサラサラしていました。

どちらかというと段ボールのほうが使い心地はよかったのですが、やはり、耐久性に劣ることと、雨に弱いことがネックでした。

段ボールは2~3か月もすればボロボロになってくるので、定期的に新しい段ボールに変える必要がありますが、それをずっとしなければならないのは、やはり面倒。

段ボールに合うサイズの紙袋を入れてから土をイン
3か月後には紙袋に穴が開いた

また、何度も言いますが我が家のベランダはあまざらしなので、雨の時は段ボールにレジャーシートをかぶせて、風で飛ばないようにペットボトルの重しを置いていたのですが、これも面倒。そして見た目もよくない(笑)

ついに不織布コンポストデビュー

不織布コンポストは、そんな私の悩みを一挙に解決してくれる救世主に思えました。

ただ私は日頃から、エコの観点により、ネット通販の利用や、新たにプラ製品を購入することを極力避けており、〝エコのためにプラで出来た不織布容器をネットで購入する〟という踏ん切りがなかなかつきませんでした。

しかし、「このままコンポストライフを継続していくには、今のままでは無理だ…!!」と限界を感じていた私は、めちゃくちゃ悩みまくった末に、不織布デビューしたのであります。

不織布コンポスト容器には、私にとって嬉しい点が沢山あります。

なにより、通気性がいいこと。プラケースで腐敗臭に悩んでいた私にはとても重要な点です。

あまざらしに置きっぱなしでも問題ないらしいので、天気によって蓋を変えたり、シートをかぶせたりする手間がなくなること。

縦に長いので、大容量な割に、狭いスペースに置けること。なんと、不織布容器1つに、28ℓの土(今まで容器3つに入れていた分)を入れてもまだ余裕ありました!!
この分だと、我が家の狭いベランダでも、不織布コンポストあと一つか二つくらい置けそうです!

丈夫で通気性のよさそうなステンレス台
キャスターも付けたので重くても移動がラクです
黒土28ℓを入れてもまだ余裕あります!
プラケースから不織布にお引越し中です

我が家は引越しの可能性があるので、持ち運びもしやすそうなところも気に入っております。

本音を言えば、木のキエーロ容器に憧れますが、極狭賃貸転勤族の間は諦めております…(^^;

まとめ

それにしてもこの不織布コンポスト容器、まだ使い始めて一週間ほどですが、かなりラクチンで快適です。
特に、初心者の方、狭いスペースしかない方、引越しのある方、ズボラな方(笑(^^;)等にはとてもいいと思います。

狭いベランダ、玄関先、ガレージ、軒先といった、ちょっとしたスペースに置けて、見た目にも可愛いので、都会暮らしでお庭がない方や、汚らしいのが嫌、家の外観を損ないたくない、といった方に特にお勧めです。

不織布コンポストでリスタートを切った我が家、今後コンポストライフはどんな感じになっていくのか?私自身とても楽しみです。

最後までお読みいただきありがとうございます。この記事は すいか が書きました!

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